2016年12月26日 (月)
【山梨県 山梨市 新築 リフォーム 不動産ご相談ください】
こんにちは、これから年末を控え、いまさら知ってるよとお思いになるかもしれませんが、こんな時ですよというお話をさせて頂きたいと思います。
最近の専門誌などを見ていると、新築やリフォームでよく断熱や省エネ、仕様などの特集が組まれている部位があります。
それは、家族が多くの時間を過ごすリビングや奥様の城のキッチン、、、
ではなく
トイレや脱衣室、お風呂などが多く見受けられます。
昔の住宅は先のリビングやキッチンが先ず日当たりの良い所にあって、お風呂やトイレは北側や西側などにどうしても追いやられていました。
それも一つの原因だと思いますが、それで何がおこったか、
ここで今回のテーマ、「ヒートショック」が起こってくるようになったのです。
以前からおこっていたこの現象は、先ほどの住宅状況、高齢化社会、と相まってここ数年がピークになっていくと思われます。
また、お風呂での溺死者の9割が65歳以上ですが、若い方は逆にご両親がその年代であることをお分かり頂きたいと思い、さらに、傾向として、12月から2月にかけて一番事故の多い時期ですのでお話をさせて頂きます。
ではそもそも「ヒートショック」って何よ、ってことですが、
さぁ風呂だってことで、暖かいリビングから出て寒い脱衣所で服を脱いで身体が冷えます。
そこでザブーンと暖かいお湯に浸かって今度また身体が急に暖められます。
これ、ちょっとじゃ良いですが、その急激な温度変化に身体が体温を調節しようして脈拍の変動や、血管が大きく収縮して、血圧が大きく上下させます、これによって心筋梗塞や脳卒中を引き起こされて、あっとお風呂内で倒れてしまうという状態です。
よくある話は、寒い所へ行くとブルブルと身体が震えるのはあれも簡単なヒートショックと同じ身体が体温を調整しようとしている状態だそうです。
これは、たまにある話ではなくて、全日本交通安全協会によるとH25年の交通事故死亡者は4,373人ですが、厚生労働省による入浴中の事故死の数はH25年度19,000人の方が一年間に亡くなっています。
実は交通事故によって亡くなる方よりもずっと多いことが分かります。
また、年々少なくなればよいのですが、消費者庁のHPによるとH16年と比較して約10年間で1.7倍に増えています。
しかも先ほど申した通りその9割が65歳以上、もう1月、ご注意頂くには良い頃あいかと思います。
ではどう注意するのか、という事ですが、大きく3つのポイントがあるように思えます。
まず第一が環境。
みなさんやってる方も多いと思いますが、温度差を作らなければよい訳ですから、手軽な方法として暖房設備や簡単な暖房器具を入れれば更衣室との温度差は無くなります。
浴室は今では浴室暖房もありますが、それが無い方は高い位置からシャワーで給湯したり、浴槽の蓋を開けておくだけでも蒸気によって浴室の温度が上がります。
また、お湯がもったいないですが入る直前にシャワーを出しっぱなしにして浴室を暖めることも有効だそうです。
部屋部屋間の温度差を作らない、これが先ず一つですね。
第二に入り方。
血圧の上下をなるべく抑えればよい訳ですし、我慢比べでもありませんから、お湯の温度は41度以下、入る時間も10分が目安だそうです。
あとはお酒を飲んだり、食べた直後、早朝深夜は避けるなどありますが、消費者庁アンケートによる一番ひやりとしたタイミングは、浴槽から立ち上がった瞬間が一番多かったそうです。
このまま倒れて溺れてしまう危険がありますので、浴槽から出る時は手摺やヘリを使ってゆっくり立上って頂きたいと思います。
そして第三が周りの理解だと思います。
上の二つは自分自身の心構え一つで解決していくことができますが、特に今回私自身も思ったことは、私はその年齢ではないから差し迫った問題ではないということではなく、おじいちゃんおばあちゃんがまさしくその年代であり、本人がヒートショックを理解し、心構えがあっても、事故に遭う確率は交通事故よりも高いことを周りの家族も認識することだと思いました。
万が一体調の異変があった時は早急に対応することが重要だそうです。
早急に対応するためにはどうするか、一番簡単なのに一番アンケートで低い結果は、同居者に一声かける、だそうです。
「風呂入ってくるよ」この一声で、周りも意識することができ、本人も安心してゆったりとしたバスタイムが満喫できるのではないでしょうか。
「ヒートショック」はこれからがシーズン到来です。些少の意識で防ぐことができると思いますので、お気をつけて今冬を乗り切って頂きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

競歩大会の思い出
こんにちは、これから年末を控え、いまさら知ってるよとお思いになるかもしれませんが、こんな時ですよというお話をさせて頂きたいと思います。
最近の専門誌などを見ていると、新築やリフォームでよく断熱や省エネ、仕様などの特集が組まれている部位があります。
それは、家族が多くの時間を過ごすリビングや奥様の城のキッチン、、、
ではなく
トイレや脱衣室、お風呂などが多く見受けられます。
昔の住宅は先のリビングやキッチンが先ず日当たりの良い所にあって、お風呂やトイレは北側や西側などにどうしても追いやられていました。
それも一つの原因だと思いますが、それで何がおこったか、
ここで今回のテーマ、「ヒートショック」が起こってくるようになったのです。
以前からおこっていたこの現象は、先ほどの住宅状況、高齢化社会、と相まってここ数年がピークになっていくと思われます。
また、お風呂での溺死者の9割が65歳以上ですが、若い方は逆にご両親がその年代であることをお分かり頂きたいと思い、さらに、傾向として、12月から2月にかけて一番事故の多い時期ですのでお話をさせて頂きます。
ではそもそも「ヒートショック」って何よ、ってことですが、
さぁ風呂だってことで、暖かいリビングから出て寒い脱衣所で服を脱いで身体が冷えます。
そこでザブーンと暖かいお湯に浸かって今度また身体が急に暖められます。
これ、ちょっとじゃ良いですが、その急激な温度変化に身体が体温を調節しようして脈拍の変動や、血管が大きく収縮して、血圧が大きく上下させます、これによって心筋梗塞や脳卒中を引き起こされて、あっとお風呂内で倒れてしまうという状態です。
よくある話は、寒い所へ行くとブルブルと身体が震えるのはあれも簡単なヒートショックと同じ身体が体温を調整しようとしている状態だそうです。
これは、たまにある話ではなくて、全日本交通安全協会によるとH25年の交通事故死亡者は4,373人ですが、厚生労働省による入浴中の事故死の数はH25年度19,000人の方が一年間に亡くなっています。
実は交通事故によって亡くなる方よりもずっと多いことが分かります。
また、年々少なくなればよいのですが、消費者庁のHPによるとH16年と比較して約10年間で1.7倍に増えています。
しかも先ほど申した通りその9割が65歳以上、もう1月、ご注意頂くには良い頃あいかと思います。
ではどう注意するのか、という事ですが、大きく3つのポイントがあるように思えます。
まず第一が環境。
みなさんやってる方も多いと思いますが、温度差を作らなければよい訳ですから、手軽な方法として暖房設備や簡単な暖房器具を入れれば更衣室との温度差は無くなります。
浴室は今では浴室暖房もありますが、それが無い方は高い位置からシャワーで給湯したり、浴槽の蓋を開けておくだけでも蒸気によって浴室の温度が上がります。
また、お湯がもったいないですが入る直前にシャワーを出しっぱなしにして浴室を暖めることも有効だそうです。
部屋部屋間の温度差を作らない、これが先ず一つですね。
第二に入り方。
血圧の上下をなるべく抑えればよい訳ですし、我慢比べでもありませんから、お湯の温度は41度以下、入る時間も10分が目安だそうです。
あとはお酒を飲んだり、食べた直後、早朝深夜は避けるなどありますが、消費者庁アンケートによる一番ひやりとしたタイミングは、浴槽から立ち上がった瞬間が一番多かったそうです。
このまま倒れて溺れてしまう危険がありますので、浴槽から出る時は手摺やヘリを使ってゆっくり立上って頂きたいと思います。
そして第三が周りの理解だと思います。
上の二つは自分自身の心構え一つで解決していくことができますが、特に今回私自身も思ったことは、私はその年齢ではないから差し迫った問題ではないということではなく、おじいちゃんおばあちゃんがまさしくその年代であり、本人がヒートショックを理解し、心構えがあっても、事故に遭う確率は交通事故よりも高いことを周りの家族も認識することだと思いました。
万が一体調の異変があった時は早急に対応することが重要だそうです。
早急に対応するためにはどうするか、一番簡単なのに一番アンケートで低い結果は、同居者に一声かける、だそうです。
「風呂入ってくるよ」この一声で、周りも意識することができ、本人も安心してゆったりとしたバスタイムが満喫できるのではないでしょうか。
「ヒートショック」はこれからがシーズン到来です。些少の意識で防ぐことができると思いますので、お気をつけて今冬を乗り切って頂きたいと思います。



2015年01月09日 (金)
【山梨県 山梨市 建築 設計】
以前ご紹介したお客様の新社屋が完成し、落成式に参加させて頂きました。
ブログ
桃園の地鎮祭
地鎮祭は桃の花満開の中、花吹雪に祝福され
今日は大安吉日のよき日に雲一つなく、風もなく、あたたかな太陽に祝福された落成式でした
こちらは事務棟
他にも車庫棟、洗車場があります

お施主様のお人柄に多くの人が集い、力を合わせ完成させた今回のプロジェクトだと思います。
益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

新年のご挨拶~初日の出と新年の雪~
年末のご挨拶~良いお年を~
以前ご紹介したお客様の新社屋が完成し、落成式に参加させて頂きました。
ブログ

地鎮祭は桃の花満開の中、花吹雪に祝福され

今日は大安吉日のよき日に雲一つなく、風もなく、あたたかな太陽に祝福された落成式でした


他にも車庫棟、洗車場があります

お施主様のお人柄に多くの人が集い、力を合わせ完成させた今回のプロジェクトだと思います。
益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。




2014年04月20日 (日)
【山梨県 山梨市 田舎暮らし】
こんにちは、先週行われた地鎮祭の風景です。
桃園にお客様の社屋が建設されます。
ちょうど桃の花も盛りの大安の良き日

桃の木も伐採してしまいますのでこれで最後の一花を咲かせています

摘花(花を摘む作業)も行われませんので、こぼれるように花が咲き乱れます

桃の花々も地鎮祭に花を添え、催事の際には偶然に吹いた風により花吹雪となり、
残念ながら催事中につき写真は撮れませんでしたが、これからのこの地の未来を占うような絢爛な雰囲気でした。
山梨県の峡東地域らしい桃園での地鎮祭のご紹介でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

太陽光発電システム設置~エコな暮らしへ~
内覧会開催しました~多くのお言葉に感謝~
こんにちは、先週行われた地鎮祭の風景です。

ちょうど桃の花も盛りの大安の良き日





桃の花々も地鎮祭に花を添え、催事の際には偶然に吹いた風により花吹雪となり、
残念ながら催事中につき写真は撮れませんでしたが、これからのこの地の未来を占うような絢爛な雰囲気でした。
山梨県の峡東地域らしい桃園での地鎮祭のご紹介でした。




2014年02月03日 (月)
【山梨県山梨市 平屋 住まい】
こんにちは、外は降ったり止んだりの天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回も 山梨県平屋住宅~ひと工夫~ からの引き続きのお話です。
前回建物の特色となる大きな家具造作類を設置しましたので、通常のクロス(壁紙)工事と器具付けに移ってきます。
ボードのつなぎ目にパテを数回に分けて塗っていき、クロスを張ります。

玄関ではタイル屋さんがタイルを張ったり

大工さんが物入れの棚を付けたり

前回ご紹介した造作材を塗装したり


外回りの木部分を塗装したり

クロスが張り上がった後に手洗いやトイレ、下駄箱などの器具を付けていきます。

火棚にもLED照明を付けていきます。
内部はこれで完成しました

その頃、外ではまたみんなが集まってご相談中、
それは次回のお話で

最後まで読んでいただきありがとうございました。

蓄熱暖房で快適な冬の暮らしを
どんど焼きと、どんやっせで無病息災を
こんにちは、外は降ったり止んだりの天気ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今回も 山梨県平屋住宅~ひと工夫~ からの引き続きのお話です。
前回建物の特色となる大きな家具造作類を設置しましたので、通常のクロス(壁紙)工事と器具付けに移ってきます。





















それは次回のお話で





2014年01月23日 (木)
【山梨県山梨市 平屋 住まい】
こんにちは、今回も 山梨県平屋住宅~床壁天井下地工事~ からの引き続きのお話です。
一般的には下地の壁が出来上がるとクロス(壁紙)などの仕上げ工事に入ってくるのですが、弊社では仕上げ前にその建物の特色となる造作(事前に造り付けておく家具や器具)工事を行います。
スタッフが作ってきた井桁の模型は

大工さんに同じように加工してもらい

実際に井桁に組み立てて

取り付ける梁にボルトを通し

梁に吊り下げます。
これは火棚(天棚)といって昔は囲炉裏の上に付いていました。この下に掘りごたつを設置しますが、この一室は勾配天井で天井高が高いため、少し天井を作って空間を抑えてあげることにより、視線が下がり、床に座った状態で落ち着けるよう設計しております。

カウンターの大きさやキッチンの立ち上がりなど、
お客様の背丈に合わせて設計し

生活習慣も考慮し、外出時、広縁に干すための取り外しができる物干しや、今ご利用のコタツの足置きと同じ高さ、寸法の足置きを新しいコタツ机に設置して、新しい住環境でもストレスなく生活できるよう造作工事を行います。

外でも大工さんがサッシの格子を手作りで作ると

アルミの既製品とは趣が異なる、風情ある窓格子が完成します。

この部分は時間と手間が余計にかかる部分ではありますが、生活を建物に合わせる家づくりではなく、建物を生活に合わせていく、家づくりの大切な工程の一つだと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

不動産土地周辺情報~甲州市塩山下塩後~
年末のご挨拶~良いお年を~
こんにちは、今回も 山梨県平屋住宅~床壁天井下地工事~ からの引き続きのお話です。
一般的には下地の壁が出来上がるとクロス(壁紙)などの仕上げ工事に入ってくるのですが、弊社では仕上げ前にその建物の特色となる造作(事前に造り付けておく家具や器具)工事を行います。










これは火棚(天棚)といって昔は囲炉裏の上に付いていました。この下に掘りごたつを設置しますが、この一室は勾配天井で天井高が高いため、少し天井を作って空間を抑えてあげることにより、視線が下がり、床に座った状態で落ち着けるよう設計しております。


お客様の背丈に合わせて設計し








この部分は時間と手間が余計にかかる部分ではありますが、生活を建物に合わせる家づくりではなく、建物を生活に合わせていく、家づくりの大切な工程の一つだと考えています。




